入力値はこのブラウザ内で計算されます。入力データをサーバーへ送信・保存する機能はありません。
1. フィラメント・印刷条件
2. 機材・失敗率
3. 販売条件
計算方法
失敗率は「成功品1個を得るための期待コスト」として、失敗率を考慮した原価に反映します。販売価格は、販売手数料と目標利益率を差し引いて逆算します。
人件費・税金・プラットフォームごとの固定費は初期版では含みません。必要に応じて後から追加できます。
計算結果(作品1個あたり)
| フィラメント代 | — |
|---|---|
| 電気代 | — |
| プリンター償却費 | — |
| その他消耗品費 | — |
| 失敗率反映前の製造原価 | — |
| 梱包費・送料を含む原価 | — |
| 販売手数料(提案価格で計算) | — |
| 損益分岐となる販売価格 | — |
3Dプリンター作品の原価・販売価格の計算方法
3Dプリンターで作った作品を販売する場合、フィラメント代だけで価格を決めると、電気代、プリンターの消耗、印刷失敗、梱包・送料、販売手数料を回収できないことがあります。このツールでは、入力した条件から作品1個あたりの概算原価と販売価格を計算します。
1. フィラメント代
フィラメント代 = フィラメント購入価格 ÷ スプール総重量 × 作品1個の使用量
例えば、1,000gで2,500円のフィラメントを80g使う場合、材料費は200円です。サポート材やパージ分も見込む場合は、作品の使用量に加えて入力してください。
2. 電気代
電気代 = 印刷時間 × 消費電力 ÷ 1,000 × 電気料金単価
消費電力はW、印刷時間は時間、電気料金単価は円/kWhで入力します。実際の消費電力は機種や設定、加熱状態によって変わるため、必要に応じて実測値に置き換えてください。
3. プリンターの償却費
償却費 = プリンター購入価格 ÷ 想定使用可能時間 × 印刷時間
これは購入費を使用時間で按分する簡易計算です。修理費、ノズルなどの交換部品、保守費用は別途考慮してください。
4. 印刷失敗率
失敗率反映後の製造原価 = 失敗率反映前の製造原価 ÷ (1 − 失敗率)
例えば失敗率が5%なら、成功品1個を得るための期待製造コストとして製造原価を0.95で割ります。この計算は、失敗した印刷にも製造コストが発生し、梱包・送料は成功品にだけ発生する想定です。失敗品の材料・電気・機材費が成功品と同程度でない場合は、実績に合わせて失敗率や使用量を調整してください。
5. 目標利益率から販売価格を計算
販売価格 = (失敗率反映後の製造原価 + 梱包費 + 送料) ÷ (1 − 販売手数料率 − 目標利益率)
目標利益率は、販売価格に対する利益の割合です。販売手数料率と目標利益率の合計が100%未満である必要があります。固定出品料、税金、人件費、値引き、返品・再発送費などは、初期版の計算に含まれていません。
使い方
- フィラメント購入価格、スプール重量、作品1個の使用量を入力します。
- 印刷時間、消費電力、電気料金単価を入力します。
- プリンター購入価格と想定使用可能時間、印刷失敗率を設定します。
- 梱包費、出品者負担の送料、販売手数料率、目標利益率を入力します。
- 計算結果の販売価格・原価・利益額を確認し、必要に応じて条件を調整します。
計算例で確認する
初期値では、フィラメント代は200円(2,500円 ÷ 1,000g × 80g)です。電気代は23.25円(5時間 × 150W ÷ 1,000 × 31円/kWh)です。入力を変更したときは、結果が即時更新されることを確認してください。
目標利益率を高くすると提案販売価格は上がり、販売手数料率を高くしても提案販売価格は上がります。梱包費・送料を上げると原価と提案販売価格が上がります。
よくある質問
この計算ツールは無料ですか?
はい。現在の基本機能は無料で、入力値はブラウザ内で計算します。入力内容をサーバーへ送信・保存する機能はありません。
計算した販売価格で必ず利益が出ますか?
いいえ。計算結果は入力条件に基づく概算です。人件費、税金、固定手数料、保守費、返品や値引きなど、含まれていない費用も確認してください。
販売手数料率はどの値を入力すればよいですか?
利用する販売サイトや決済サービスの最新の料金表を確認し、売上に対してかかる割合を入力してください。固定手数料がある場合は、このツールだけでは完全には反映できません。
失敗率はどのように設定すればよいですか?
過去の印刷回数と失敗回数を記録し、失敗回数 ÷ 全印刷回数で見積もる方法があります。作品や材料、印刷設定によって変わるため、実績に応じて調整してください。